動きとライン
2019.1.17
いつも花屋はな輔ブログを見て頂きありがとうございます。
年明けから1月も半分をすぎ、今年の冬も暖かい日がつづいていますが、まだ2月が冬らしい寒さをつれてくるかもしれませんね。
日本の四季は世界でもとても美しいと言われております。
皆さんはどんなことで季節を感じますか?
気温、食べ物など感じ方は人それぞれでしょう。
僕は花屋ですから、草木や花に空の空気感など見て感じちゃいます。
春夏秋冬には自然がつくりだす色があります。
たとえば日本の国花の『 桜 』日本の象徴的の一つで知らない人はいないと思います。
この桜の木は太陽がのどかに射す春に花を咲かせますが、夏、秋、冬の桜ってどうなってるか知っていますか?
春になり花を咲かせ、花が散ると緑の葉がのびてきます
夏になると青々と葉をしげらせ
秋になると葉は黄色や赤く色づき
冬になると葉は落ち枝だけになります
でも良く見れば冬芽ができており、暖かくなるにつれ芽をのばし花を咲かせます。
桜の花が咲き乱れる光景は誰もが気持ちよいのではと思います。
ぜひこの冬、近くの桜を眺めて見てください。
可愛い冬芽を見つけてあげると、その芽が花咲いたとき『ほっこり』しちゃいますよ。
草木や花には根をはり、茎がのびて花や葉をつけます。
根元から茎にそって花までの動きをラインと言ったりします。
目でおってみると、同じに見えるものも違うものに見えてきます。
真っすぐのびた先に咲く花や、ぐねぐねにのびて咲く花などさまざまです。
花はもちろん美しい。
ゆっくりと頑張ってのび咲く花はどんなものでも美しいです。
でも、そんな美しい花を咲かせるまでの道のような茎は眺めてみればより美しいと思っています。
花を贈ったり貰ったりしたときや、野花など眺めてみてください。
きっとなにかを発見しますよ!
花屋はな輔
熊本市中央区出水8-15-27
096-277-1387