菊の葉が萎れた時の対処法〜一手間でシャキッと元気に💐〜
2023.8.27
いつも花屋はな輔のブログをご覧いただきありがとうございます♪
菊の花は綺麗だけど葉の元気がなくなってる🤔と感じたことはありませんか❓
実はちょっとした一手間ですぐに葉が元気になる方法があるんです。
本日はそんな時の対処法をご紹介します!
💐菊の葉の元気がなくなる原因
①水分不足
考えられる原因の大半は水分不足。菊は水を多く吸い上げます。
茎から吸い上げる水分量より蒸発する水分量が上回ると水分不足に。
切り花は茎から吸い上げる水が主な栄養源となるため、常に清潔で新鮮な状態を保ちましょう。
②バクテリアなど菌が繁殖している
バクテリアなどの菌が発生し、花の導管に入り繁殖し、つまらせている可能性があります。
花が水を吸い上げても上まで上がらず、花や葉に水分が行き渡らない状態に。
そうならないためには、毎日花瓶の水を替え、洗って清潔な状態を保ちましょう。
特に夏の暑い時期はバクテリアが発生しやすいので朝晩2回ほど花瓶の水を替えてもOK。
③栄養不足
導管から吸い上げる水が切り花の唯一の栄養源で、根がある花に比べると栄養不足になりやすい状態です。
水替えをせずにバクテリアだらけの水を吸い上げ続けると、茎の導管がつまり、水の通り道が細くなり、綺麗な水に替えても水を吸い上げられない悪循環に。
💐対策
◎水あげ・水切り
できるだけ効率よく水を吸い上げられるよう水を吸い上げる茎の切り口を整える必要があり、その状態にすることを水あげと言います。
一度元気がなくなった花でも水あげすることでまた元気を取り戻す可能性があります。
水の吸い上げ口はできるだけ断面を広く取ることがポイントで、菊の場合は斜めにカットします。
カットする際はボウルやバケツに水をたっぷりため、その水中でカットし、数秒〜1分ほどつけて置きましょう。
しっかり水を吸い上げるために、この間は水中から切り口を出さないことがポイントです!
また、菊はハサミで切るより手で折った方が茎先がほぐれ断面積が大きくなり、より多くの水を吸収できます。
◎深水・逆さ水
上記の作業でしばらく様子を見ますが、それでもダメな場合は逆さ水をします。
葉の裏側から霧吹きなどで水をかけ葉を上向きにした状態で新聞紙をしっかり巻いて水切りし、深水につけて様子を見ましょう。
この際、花に水がかからないよう注意します。
水圧の強さで水を押し上げ、周囲を新聞紙で覆うことで葉やわき枝からの蒸散を抑え、わずかながら葉や茎からの吸水も可能に。
◎湯揚げ
切り花の茎をお湯で煮る方法です。
お湯の中でバクテリアが死滅し、切り口の消毒・殺菌効果と茎の中に入った空気を抜くことができ、導管からの水の吸い上げが改善されます。
【手順】
①新聞紙で菊の花を包む(新聞で包む理由は、熱湯で煮る際に高温の蒸気から花や葉を守るため。)
②熱湯(80度以上)に20〜40秒浸ける
③素早く水につける(常温で可)
④煮た部分の切り口を斜めにカットし水切りする
いかがでしたか❓
ちょっとした一手間で菊の葉はすぐ元気を取り戻しシャキッとします。
特に暑い夏の時期は花瓶に菌が繁殖しやすいため、毎日の水替えが必要です!
また、水をよく吸い上げる花なので花瓶の水はこまめにチェックしましょう。
いつもより少しお世話をして、美しい生花をより長く楽しんでくださいね💐
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