花屋 はな輔

LGBTQ+について解説✨〜SDGs〜

2021.12.29

いつも花屋はな輔のブログをご覧いただきありがとうございます♪

最近メディアや雑誌などでよく取り上げられているSDGsやLGBTQ+。

花屋はな輔や一般社団法人HANAKUMAが取組んでいるSDGs目標のひとつでもあります。

聞いたことはあっても詳しいことは分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本日はそんな、「LGBTQ+って何?」という疑問についてまとめます✨

💐LGBTQ+って?

LGBTQ+とは、レズビアンゲイバイセクシャルトランスジェンダークィア・クエスチョニング、の頭文字をとって組み合わせたもので、人そのものを表す言葉です。

・レズビアン(Lesbian)→ 女性の同性愛者

ゲイ(Gay) → 男性の同性愛者

バイセクシャル(Bisexual)→ 両性愛者

トランスジェンダー(Transgender)→ 身体と心の性が一致していないため自身の身体の性に違和感を持ったり、心の性と一致する性別で生きたいと望む人。性同一性障害ではない。

クィア・クエスチョニング(Queer・Questioning) → 自分の性を何と考えるか、どんな性を好きになるかが定まっていない、もしくは意図的に定めていない、違和感がある

・+ → 他にもさまざまなセクシュアリティがあることを示す(すべての性を表記することは不可能なため)

💐SOGIって?

LGBTQ+の話に関連してよく耳にする「SOGIって何?」という疑問がある方もいらっしゃるかと思います。

性的指向(好きになる性)と性自認(心の性)は、’Sexual Orientation and Gender Identity’の頭文字を取った、人の属性を表す略称で SOGI と言います。

異性愛の人や身体的性別に違和感を持っていない人も含め、すべての人が持っている属性です。

例えば、「自分は男性で、女性が恋愛対象だ」「自分はレズビアンだ」「自分はゲイだ」など、他人に打ち明けた場合、「SOGIを打ち明けた」ということになります。

💐LGBTQの人が困ってることって?

・トイレや更衣室、温泉など

トランスジェンダー特有の悩みとしては、男女で別れているトイレや更衣室、温泉などどちらにも入りづらく、特にトイレは極力行かないよう我慢してしまうこともあるそうです。

・二次性徴

トランスジェンダーの中には、思春期の時期に自分が望まない身体に変化していくことに絶望感を抱く子どもがいます。進学や就職活動の中で困難を感じることも少なくないようです。

・入院中の面会

日本では同性カップルの婚姻、婚姻と同等のパートナー関係が法的に認められていないため、入院しているパートナーの面会を「家族ではない」という理由で断られたりすることがあるようです。

・存在が可視化されない

家族や周囲の人に「SOGIを打ち明けることに抵抗がある」「理解してもらえない」などの理由から、自分のSOGIを隠してしまう人が多いようです。

また、このことが原因となり、ストレスから健康状態に影響が出るケースも少なくないことも明らかとなっています。

LGBTQ+は、人口に占める割合が少ないため、セクシャル・マイノリティ(性的少数者)と言われることもあります。たくさんの調査から、LGBTは人口の約5%、Qを含めると人口の約8%と推定されています。(左利きの人やAB型の人と同じくらいの割合と言われています。)

男性は男性の特徴がある身体を持ち、社会において「男性らしい」行動をし、女性に関心を持つ。一方で、女性は女性の特徴がある身体を持ち、社会において「女性らしい」行動をし、男性に関心を持つ。

長い間、日本ではこのような考え方が正常であり、当てはまらない人は異常だと考えられてきました。

近年では、性別にとらわれず、自分らしく生きるために声をあげる人たちが増えています。

法的にも世間的にも海外では認められていることが日本では未だに受け入れられ難く、さまざまな当たり前のことがLGBTQ+の人にとっては非常に難しいということが現状と言えるでしょう。

人間の性は多様で複雑、簡単なものではありません。

「周囲にセクシャル・マイノリティの人がいない」という方はもしかしたら、「いない」のではなく、「言えない」「言わない」などさまざまな思いを抱えているからかもしれません。

すべての人が自分らしくいるためには、まず一人ひとりが「そんな人いるはずがない」などという無意識での排除をしないよう努めなければなりません。

無知なことが無意識のうちに排除したり何かを隠したりすることに繋がります。

しかし、今まで知らなくても、新たに知ることで見えてくるものや見えてくる世界があります。

今回、そんなきっかけになれたら嬉しく思います。

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