ブライダル・ホワイトパレス八代
2018.6.11
いつも花屋はな輔ブログを見て頂きありがとうございます。
先日、ホワイトパレスにて結婚式の装飾をさせて頂きました。
素敵なお二人のお花を担当させて頂き嬉しく思います。
お写真は2人から頂いものです。
まず、結婚式の花ってブーケが1番にピンとくると思いますが結婚式では
・ブーケ&ブートニア
・フラワーシャワー
・トスブーケ
・高砂子装花(メインテーブル・メモリアルキャンドル前・ケーキ前)
・卓上装花(ゲストテーブル)
・受付&ウェルカムスペース
・プルズブーケ
・贈呈用花束
他にもありますが、一般的のブライダルで使用するお花です!
意外とあるんだなと思われた方もいらっしゃるかと思います。
今回は、お花の打ち合わせや使用するシーンのご説明をさせて頂きます!
それでは、まず初めにブーケは皆さんもイメージできるかと思いますが、花嫁が持つお花ですよね?
じゃあブートニアって知っていますか?
ブートニアとは新郎の左胸につけているお花のとこをいいます。
コサージュと何が違うの? と思われる方もいらっしゃいますが、これからブーケとブートニアはなぜセットなのか、古くから伝わるストーリーをお話しいたします。
『その昔、大切な女性に結婚を申し込むため、
女性の元へ向かう道すがらのに咲く花を摘み、
花束として渡したものが、ブーケの由来とされています。
そして、『プロポーズを受けます。』という気持ちを込めて、
その花束の中から一輪の花を取り男性の胸に差してあげたものがブートニアの由来です。
「花嫁の幸せの象徴」それがブーケです。』
だから、ブーケとブートニアはセットであり、結婚式では胸に付け、ブーケを持つ、お飾りの花ではなく、ちゃんとした意味がるんですよ。
この素敵な意味を知ってお花はもって頂きたいと、打ち合わせではお話しさせて頂いてます。
それでは、ブーケはどんなシーンで使われるかですよね。
まずは、チャペルや人前式などですね。
チャペルの入場してバージンロードを歩き、誓いをたて、新郎と外へ出るときもブーケはもっています。
外へ出て来賓の皆さんからフラワーシャワーで祝福を受けます。
その後、トスブーケの演出がございます。
ブーケトスとは、挙式を終えた花嫁が、誰に届くかわからないように後ろ向きで、未婚女性ゲストへ向かって頭上を超えるようにブーケを投げる演出です。
運良くブーケをキャッチした女性が、次の花嫁になれる!と言われており、「幸せのバトンタッチ」という意味と願いが込められています。
当時はチャペルで使用したブーケをトスしていましが、今はトス用のブーケを別に用意される方が多いですね。
チャペルだけの演出でもこれだけございます。
つぎは披露宴ですね。
披露宴では各衣装にあわせたブーケを持ち入場します。
会場に入ると、ゲストテーブルから高砂子までたくさんの拍手と花の中を歩きます。
高砂子につき新郎の挨拶、職場や乾杯の音頭があり披露宴が始まります。
着席し、少しだけ一息つきみんなの表情を目の前の花が空間の演出をしてくれてます。
そして、衣装チェンジで退場し、入場の際、カクテルにあわせたブーケを持ち入場します。
先ほどとイメージをガラッと変えた印象。
余興なども終わり退場、つぎはキャンドルサービスで入場。
(最近ではフォトサービスを流行っており各テーブルを周り写真を写していく演出です。)
各テーブルのキャンドルに火の明かりを灯していき、高砂子の横にあるメインキャンドルへ点火。
キャンドル点火も終わり、いよいよクライマックスです。
ご両親へ新婦様からこれまでとこれからのお手紙を読み、感謝を込めて花束を贈呈いたします。
そして、披露宴の〆の挨拶があり退場です。
これまでの演出をするのに、たくさんの時間をかけて御打ち合わせをしていきます。
髪型にあわせた髪飾りや衣装や好きな花などのブーケや会場カラー。贈呈用やトスブーケなど贈りたい花のイメージなど、最高の結婚式を行うため、ゆっくりと話をしていき、いいものを探します。
いかがでしょう?
なんとなく結婚式の花の流れは分かりましたでしょうか。
お客様やゲストの皆さんの思いでいつも晴れているんだと思いますが、今までブーケや花を担当した時に雨に当たったことがなく、雨マークのついた日でも晴れちゃうと話題になり、最近ではドキドキすることもありますが、やっぱり晴れる、なんとも嬉しい話でした。
お客様の一生に一度だからこそ、たくさん一緒に悩んで考えて、ベストを探しつくす花仕事を花屋はな輔では絶対の思いでさせて頂いております。
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