花屋が教える、基本的な観葉植物の植え替え🪴
2021.10.29
いつも花屋はな輔のブログをご覧いただきありがとうございます♪
先日ご紹介した観葉植物の育て方に続き、鶴屋日赤店で尋ねられることの多い、観葉植物や多肉植物の植え替えについてまとめます✨
それぞれ長くなるので、今回は観葉植物についてです❗️
多肉植物の植え替えについても近日中にまとめますのでお楽しみに♡
Contents
🪴一般的な植え替えの目安・時期
一般的に観葉植物の植え替えの目安は2〜3年に1回と言われていますが、その植物が育ちやすい環境や今育っている環境によって違ったり、毎年植え替えたほうが良いものもあるので育てている植物に合った植え替えのタイミングを事前に調べておきましょう(*´ω`*)
観葉植物は熱帯が原産地のものが多いため、寒さに弱いものがほとんどです(;_;)
品種によって多少の差はありますが、冬を避けて5月中旬から9月中旬で15度以上の気温の時期に植え替えると、植物(根)に負担がかかりにくいでしょう✨
この時期以外だと反対に植物が弱ったり枯れてしまう可能性がありますので注意しましょう❗️
植え替えは土の栄養分を補い、根の環境改善をおこないます♪
他にも病気の原因となる土の雑菌や虫を取り除くこと、弱った観葉植物の改善やデトックスのためでもあります✨
🪴植え替えのタイミング
・植物が斜めになっていたり、バランスが悪い
鉢の中で根が成長し根詰まりを起こしていると、植物のバランスが悪くなり斜めになったり倒れやすくなったりします🪴
また、長い間植え替えをしておらず根が斜めになって定着している場合も考えられます❗️
この場合は植え替えが必要✨絡み合った根をほぐし、ひとまわり大きな鉢に植え替えましょう♡
・根が外に出ている
根は鉢の中で生えるスペースが狭くなると、鉢の中で広がり鉢底から出てくるようになります❗️
これは根詰まりと言われ、水や栄養分を吸収できなくなっていることを意味します(;_;)
根詰まりに気付いたら早めにひとまわり大きな鉢に植え替えましょう♡
・葉の色が悪い
もともと濃い緑色をしている観葉植物の葉ですが、生えてくる葉が黄色がかっている、葉に元気がないまたは枯れてしまったなどの状態の場合、土の栄養不足が考えられます❗️
日光に当たり葉焼けをしている場合もありますので、葉の色が変わった時には育てている環境や根の状態を確認しましょう♬
・水の浸透が悪い
水やりをしても水が溜まったりで浸透に時間がかかる場合は、土が古く硬くなり水が吸い込まれない状態や、根が張りすぎて水の通り道が少なくなっている可能性があるため植え替えの必要があります🪴
🪴使用する土
植え替えに使用する土は必ず未使用の新しい土を使いましょう♬
使用済みの土は植物がすでに栄養分を吸い上げているため、土本来の力がなくなっています( ; ; )
また、詰まった根の間に病原菌や虫が潜んでいる可能性があり、植物が弱ったり枯れたりする原因になります❗️
🪴使用する鉢
植物の成長とともに鉢の中は成長した根っこでいっぱいの状態になります🪴
成長してきたらひとまわり以上大きな鉢に植え替えることをおすすめします✨
それによって根の成長を促します♬
ただ、大きすぎる鉢だと土の量が多く根にうまく栄養が行き届かない恐れがあるため、植え替えごとに少しずつ大きくしていきましょう❗️
🪴基本的な植え替え方法
①鉢から植物を抜く
1週間ほど水やりを控えて土を乾燥させた状態にしておきます✨
そして植物を傷つけないように気をつけながら鉢から丁寧に抜きましょう♬
抜けづらい場合は、外側から満遍なく叩き振動を与えておくと隙間ができ楽に引き抜くことができますよ❣️
②根から土を落とす
植物を鉢から抜いたら土や枯れた根を手でほぐしながら、全部綺麗に取るのではなく全体の3分の1程度を目安に取っていきましょう✨
葉の多い植物はこの時に葉の量を減らすことも同時に行いましょう♪
また、切り口付近から細根が発生するのを促すため、垂れ下がる長く太い根を切っていきます✨
栄養分や水を吸収するのに必要な細い根などを切らないように注意します♡
③新しい鉢に植物を植え替える
排水をスムーズに行えるよう、新しい鉢には鉢底ネット、鉢底の土や軽石を2センチほど入れておきましょう✨
5号以上の鉢を使用する場合は軽石を多く入れておくと排水性が上がり、土の流出を防ぐことができます♪
新しい鉢に植物を入れて、向きなどを調整しながら根の隙間に土を入れていきます❗️
軽く鉢を叩きながら丁寧に入れていくと隙間ができにくくなるので試してみてくださいね♬
また、水やりをしたときに水が溢れないように、土を入れる高さは鉢のふちより3〜4センチ下あたりまでをお勧めします✨
④水やりをする
植え替え作業が完了したら、たっぷりと水やりをしましょう♪
鉢底から水が溢れ出すくらいしっかり水やりをし、透明な水が出てくるまで水やりを続けます❗️
この時に水が引くのが早ければ植え替え成功です✨
インテリアとしても人気の植物は、植え替えをすることでより元気に育てることができます✨
買った時のままだと根詰まりを起こして弱ったり枯れたりする原因となりますので、必要な時期に植え替えて生育環境のリセットをしてあげましょう(*´ω`*)
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