花屋 はな輔

花で想いを伝える〜新盆・初盆にお供えする花〜

2022.8.7

いつも花屋はな輔のブログをご覧いただきありがとうございます♪

2022年のお盆は7月13日(水)〜7月16日(土)または8月13日(土)〜8月16日(火)です。

お盆には故人へ想いを込めたお花を墓前や仏壇に供える方が多いのではないでしょうか💐

今回は、新盆・初盆の花贈りについてご紹介します。

去年、お盆にお供えする花と飾り方のマナーについての記事を更新していますので併せてご覧ください♪

🌻お盆って?

お盆とは故人やご先祖様の霊を家に迎えて供養すること。

ご先祖様の霊が浄土から私たちが住んでいるところへ帰ってくる、とされています。

私たちはお墓や仏壇をしっかり掃除したり花や食べ物をお供えし、ご先祖様へ感謝をします。

🌻新盆・初盆って?

地域によって呼び方が変わりますが、故人の四十九日以降に初めて迎えるお盆のことを「新盆」「初盆」と言います。

🌻新盆・初盆に適した花

亡くなられてから日が浅いため、優しさあふれる白い花をメインにまとめた花贈り(白上がり)が最も適しています💐

そんな心安らぐ色合いの花がご遺族の心にそっと寄り添います。

また、夏の暑い時期なので暑さに負けない花持ちの良い花が好まれます。

花束は花瓶にいけ替える手間があることやご自宅に花瓶がない可能性があるため、ご遺族が受け取ってすぐ飾れるアレンジメントがおすすめです!

ユリ

ユリならではの香りと凛とした花姿が美しく、清らかなユリが入るだけでなんとも上品な供花に。

7月〜8月に旬を迎えます。

 

お供えのお花の定番である菊は、暑いこの時期でも花持ちがよいためお墓や仏壇用の花として選ばれることが多い花。

近年では様々な種類の菊があり、スタイリッシュな品種が増えています。

リンドウ

 

紫や青、ピンクなどカラーバリエーションが豊富で古くから日本人に親しまれ、お盆のお供え花としてよく使われます。

リンドウの花言葉「あなたの悲しみに寄り添う」から、「ご遺族の悲しみに寄り添う」という想いで選ばれることが多い花の一つ。

トルコキキョウ

  

夏が旬のトルコキキョウは、幾重にも重なる花びらがボリュームたっぷりでより華やかさを演出します。

白や淡い黄色・紫、ピンクなどのやわらかく優しい色合いがよく選ばれます。

プリザーブドフラワー

生花のお世話が難しい方や苦手な方には、手入れや水やりの必要がないプリザーブドフラワーをおすすめします。

仏壇などのスペースに飾ることができ、長い期間美しさを保ちます。

🌻お盆の法事・法要に適した花

格式高い胡蝶蘭は特別な贈り物として、個人やご家族へ想いを届けます。

夏の暑さに強いため、特に夏のお供えにおすすめ。

お供えに避けた方が良い花

死を連想させる彼岸花や、暑さに弱くトゲのあるバラなどはお供えにふさわしくないと言われています。

いかがでしたか?✨

簡単に新盆・初盆に関するお花についてまとめていますが、この花でなければいけないという決まりはありません。

亡くなられて日数が経っている場合は故人が好きだった花や好きな色の花をお供えするのがいいかと思いますが、新盆・初盆の場合は白メインの花でまとめた方が無難かと思います。

そして、大切な故人を偲び想いを伝えることが何より大切です。

コロナ禍でなかなか足を運べなくなったこの時期だからこそ、しっかり感謝を伝えたいものですね。

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