意外と知らない❓切り花の紫陽花を長持ちさせる方法💐
2023.6.27
いつも花屋はな輔のブログをご覧いただきありがとうございます♪
梅雨に入り、お花屋さんの店頭でも紫陽花を見かける機会が増えたのではないでしょうか?💐
花屋はな輔でも最近店頭に紫陽花が並んでいますよ。
先日は鉢物や地植えの紫陽花の基本的な育て方をご紹介しました。
そこで本日は切り花の紫陽花を長持ちさせるポイントをご紹介❣️
紫陽花は他の花と比較すると水落ちしやすく萎れやすい花ではありますが、水あげがきちんとできればとても長持ちする花です。
💐水あげとは
紫陽花に限らず、花は水を吸い上げる茎の断面の表面積が広くなるよう茎を斜めに切ったり、茎の断面が潰れないよう真っ直ぐ切ったりと、まずは花によって切り方を変えるのがポイント。
断面が広いと水を吸う面積が広がり、断面が潰れず綺麗な状態であると導管が塞がれることなく水の吸い上げがスムーズになります。
水を張った器の中で上記の切り方を行い、切ったあと数秒水につけておきます。
ただし、店頭のお花は私たち花屋が水あげしていますので購入後すぐは水あげしなくても大丈夫です。
💐茎の切り方
紫陽花は他の花より角度を付けて鋭角に斜めに切り落とし、切り口の表面積を増やしましょう。
手の指の長さくらいの面積があると安心です。
切り落としたところだけでも白いワタを取り除くとより水の吸い上げが良くなります。
ハサミの先端で掻き出すようにすると簡単に取り除けますよ。
💐葉を取り除く
花瓶にいける際、水に浸かる部分の葉を取り除きましょう。
葉が水に浸かったままだと、葉が腐り雑菌が増え水が汚れるため枯れる原因に。
また、葉の表面から水蒸気を出すため全体から水分が全てなくなると茎からたくさんの水を吸うことになります。
水を吸うことに力を使い、紫陽花が早く萎れてしまう原因に。
💐水の量
紫陽花は水を吸いやすいので花瓶にたっぷりの水を入れて管理しましょう。
ただし、茎全部が水に浸かる必要はなく5〜10cmほどあると良いため、花瓶や花の長さに合わせて調整します。
花瓶の水はできるだけ毎日変え清潔な状態を保ち、茎は少しずつ切り戻して新鮮な切り口を保つことで花が長持ちします。
💐紫陽花の元気がない
紫陽花は水下がりしやすく、昨日まで元気だったのに、、ということがあるかもしれません。
そんな時は水の中で茎を切る水切りをして茎のワタを掻き出すことで、また元気に咲いてくれるはずです。
それでも元気にならない場合は上記の処理をして、茎から吸収した水分が葉から蒸発しないよう新聞紙を巻いて深水に2〜3時間つけて様子を見ます。
花と葉は上向きになるようにして、花部分は優しく、葉や茎部分はしっかりと巻きましょう。
それでも元気が出ない場合は、水をたっぷりと張った器に紫陽花の花ごとつけて様子を見ましょう。
1〜2時間ほどで元気になることが多いですが、それでも戻らない時は寿命かと思います。
いかがでしたか??
一手間加えるだけで紫陽花は長く楽しむことができる花です💐
するのとしないのとでは持ちが全然違ってくるので、この時期ならではの紫陽花を楽しみながらお世話してみませんか?♪
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